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新しい常識

私達が生きている時代は人類の誰もが経験したことの無い新しい時代です。そのため、今までに常識とされていた概念がほとんどが役に立つものではなくなってしまいました。

ものによっては、古い常識が伝える効果とは、全くの逆になってしまっている事も少なくありません。

このページでは、新しい時代にふさわしい、新しい常識をご紹介致します。


  1. 「仕事」についての新しい常識
  2. 「指標」についての新しい常識
  3. 「人生」についての新しい常識
  4. 「健康」についての新しい常識

「仕事」についての新しい常識


仕事は楽しくて当たり前

これとは逆の、時代遅れになった常識に「仕事は辛くて当たり前」という考えが以前はありました。

常識が新しくなった理由の一つとして、スマートフォンの登場があります。

スマートフォンの登場により、気軽に電話やメールのやり取りができるようになり、情報の検索が簡単になり、例えば、飲食店の評判がお店に入る直前で一目で分かるようになりました。

その半面、電話を取次いだり、書類を整理する係は仕事が無くなり、手紙やハガキの配達員は減り、人気がない飲食店は淘汰されました

これらのスマートフォンに置き換えられてしまった仕事は、高度な知性を持つ人間にとっては手順が単純すぎて考える余地のない辛い仕事ばかりです。

つまり、時代の流れとして「辛い仕事」はコンピュータや人工知能に置き換えられてしまう傾向があります。

そして、人間には単純な手順では行う事ができないクリエイティブが要求される仕事のみが残される時代が到来しています。

右にならうな

これとは逆の、時代遅れになった常識に「右にならえ」という考えが以前はありました。

常識が新しくなった理由の一つとして、会社の短命化があります。

信用調査会社のTSR(東京商工リサーチ)の調査によると、2003年ごろまでは企業の平均寿命は上昇傾向でしたが、それ以降は下降傾向で2014年時点での倒産企業の平均寿命は23.5年です。

つまり、20歳で新会社に新卒入社した新人社員が、43歳の時に会社が倒産することになります。

右にならえの精神でずっと我慢して上司の言うことを聞いて昇進街道をひた走っても、会社そのものが倒産してしまってはあまり意味があるとは言えません。

現代では、人からの評価を気にせずやりたい事をして生きる方が理にかなっていると言えます。

結果よりも過程

これとは逆の、時代遅れになった常識に「過程よりも結果」という考えが以前はありました。

常識が新しくなった理由として、結果を重視すると粉飾が増えてしまうという事実があります。

例えば、「今期の売上目標金額が2億円で、あと100万円足りない」といった事態の場合、その数字の責任者の多くは自分のポケットマネーからその売上を補填したり、来期の売上を前倒しして目標の金額に帳尻を合わせようとします。

そして、その数字だけを見て売上達成していると思い込んだ経営者はどんどんと売上目標を上げて、それを部下が無理に帳尻を合わせてしまう悪循環となり、そのうちに何かがおかしい事に気づいた第三者によって調査が入り、何名かが逮捕されるのがよくある結末です。

これは結果は単なる過程の一つでしかなく、どうでも良いものとして軽視されるべきで、それよりもその過程そのものを最重要視することで改善ができます。

たいていの事はできる

これとは逆の、時代遅れになった常識に「◯◯は専門家に任せないといけない」という考えが以前はありました。

常識が新しくなった理由の一つとして、Googleの登場があります。

今や、専門的なものも含め、ほとんどの情報は検索エンジンで得られる時代になりました。

特に、英語を扱うことができれば世界中の最新のハウトゥー情報を得ることができます。

現代では、何事もまずは自分でやってみる方が現実的だと言えます。


「指標」についての新しい常識


お金そのものに価値はない

これとは逆の、時代遅れになった常識に「お金は社会における最高の価値」という考えが以前はありました。

常識が新しくなった理由の一つとして、仮想通貨の登場があります。

人類最古のお金は、貝がらや石ころでした。それから金や銀などの貴金属になり、借用書として紙幣が登場し、ついに仮想通貨によって、電子的なデジタル情報そのものになりました。

1万円札を目の前に出されて目を輝かせる人は大勢いるかもしれませんが、0と1の仮想通貨のデジタル情報をお金だと見せられて目を輝かせる人は少ないです。

つまり、お金何かと交換ができる便利なツールであって、本質的には、貝がらや石ころと変わりはありません

それを商品やサービスと交換してもOKという人が存在して、初めてお金として機能しています

言い換えると、お金はモノに対しての相対的な価値しかないもので、交換できるモノがあって初めて価値が発生するため、お金自体は副産物です。

この知識があるかないかで、あなたの人生の大事な場面での決断で大きく変わるかもしれません。

新品よりも中古の方が優れている

これとは逆の、時代遅れになった常識に「中古よりも新品の方が優れている」という考えが以前はありました。

常識が新しくなった理由の一つとして、ヤフオクの登場があります。

ヤフオク、メルカリ、Amazonと言った個人により簡単に出品が可能な中古WEBストアの登場により、誰でも簡単に様々な商品を販売することができるようになりました。

特に、家電や衣類は状態の良いものでも、新品の半額から1/10程の格安で購入できます。

それでも、出品者にとってはリサイクルショップや古着屋さんに持ち込むよりも高く販売できるため、3,000万人近くが利用しています。

例えば、工場から出荷された直後の1万円の商品と、同じ商品を6ヶ月間ユーザーに使用してもらい十分にテストされたものが3,000円で販売されていた場合、どちらを選んだ方がよいでしょうか?

答えはあなたが考えている通りです。


「人生」についての新しい常識


不幸な気持ちは思い込み

これとは逆の、時代遅れになった常識に「◯◯がないと幸せになれない」という考えが以前はありました。

例えば「スポーツカーを持っていない人は幸せになれない」や「年収1億円ない人は幸せになれない」や「高級マンションに住んでいない人は幸せになれない」や「結婚をしていない人は幸せになれない」といったことを言う人が多く居ましたが、すべて誤りと言えます。

常識が新しくなった理由の一つとして、多様化した価値観があります。

例えば、廃墟が好きな人がいます。

様々な映画やアニメーションやゲームの舞台になることも多い廃墟は日本国内にも一定数のファンが居るジャンルになり、この動画のように長崎県にある端島(通称:軍艦島)は世界遺産にも登録され、地続きではなく住民が0人にも関わらず、観光名所として年間100万人が訪問しています。

もしも例えば、突然、廃墟のような家に住むことになった人が居たとして、それが、廃墟が好きな人だった場合には物語の主人公になった気分で探検することができますが、高級マンションに住んでいないと幸せになれないと思いこんでいる人だった場合にはなぜこんなことになったのかと嘆きながら何もできないかもしれません。

つまり、世界には多種多様な社会的背景を持ち、多様な価値観を持つ人が現在過去未来を合わせて無限に近く存在しているため、あなたが不幸だと思っている事を「それは幸運のしるしでとても羨ましいことだ」と本気で考えている人が少なからず存在している事を忘れないでください。

失敗は存在しない

これとは逆の、時代遅れになった常識に「失敗したら取り返しがつかない」という考えが以前はありました。

常識が新しくなった理由の一つとして、平均寿命が伸び続けていることがあります。

高齢化研究の第一人者であるジェームス・ヴォーペル博士は、現代を生きる20代の女性が寿命に到達するのは125歳からそれ以上で、限界がない可能性もあるという予測をしています。

人生の長さがこれ程の長期になってしまった現代では、人の一生を一律の基準で評価をつけるのは不可能です。

つまり、どのような人生を失敗とするのかを決めるのなら、それは100人いれば100人が違う答えになり、非常にあいまいで、その場しのぎで全く当てにならない基準となります。

つまり、失敗した人生を過ごす事が不可能になりました。

また、定住居を無くしたホームレスから一念発起して机とイスだけで起業し、ウィル・スミス主演の映画「幸せのちから」のモデルとなったクリス・ガードナー氏はこのような言葉を残しています。

「懐具合がいくら寂しくても、スーツがいくら安物でも、自分が成功者であるかのように振る舞えばいいということだ。そう振る舞ううちに、ほんとうに自分はそういう人間だと信じられるようになった。」

運命は存在しない

これとは逆の、時代遅れになった常識に「運命が人を支配している」という考えが以前はありました。

常識が新しくなった理由として、ハイゼンベルク博士不確定性原理が証明されたことがあります。

この不確定性原理とは「この世に確定的なものはない」という事を示す数式です。

この数式が証明されたことにより、神が存在したとしても人の将来を完全に言い当てることは不可能という事が判明しました。


「健康」についての新しい常識


健康には運動が必要

これとは逆の、時代遅れになった常識に「健康には薬やサプリメントや健康ドリンクが必要」という考えが以前はありました。

常識が新しくなった理由として、ハーバード大学医学部により、運動の健康への効果が証明されたことがあります。

かなりの数の病気に対して、専用の薬と同等かそれ以上に、運動が効果的であることが証明されています。

酒は万病の元

これとは逆の、時代遅れになった常識に「酒は百薬の長」という考えが以前はありました。

常識が新しくなった理由として、2015年に米国保健福祉省と米国農務省により食事に関するガイドラインが策定されたことがあります。同ガイドラインによると、健康に良いとされる適度な飲酒は次の通りです。

日本語訳 英語原文
ビール 355ml (アルコール度数 5%) 12 ounces of beer (5% alcohol content).
高アルコールビール 226ml (アルコール度数 7%) 8 ounces of malt liquor (7% alcohol content).
ワイン 141ml (アルコール度数 12%) 5 ounces of wine (12% alcohol content).
ジン・ラム・ウォッカ・ウィスキー等のショット 42ml (アルコール度数 40%) 1.5 ounces or a “shot” of 80-proof (40% alcohol content) distilled spirits or liquor (e.g., gin, rum, vodka, whiskey).

適量の量が少なすぎるという点にお気づきの方も多いと思われます。

日本人と比べると、基本的に身体のサイズが大きなアメリカ人基準でこの量となるため、日本人向けに直すとさらに少なくなり、この2/3から半分くらいが日本人にとっての適量とされています。

アメリカではこの適量を過ぎて飲酒することで重度のアルコール使用とみなされ、病気による保険の適用などに重大なマイナスとなります。

下記が重度のアルコール使用により、発症するとされる病気のリストです。

関連臓器 発症
心臓 心筋症、不整脈、心臓発作、高血圧
肝臓 脂肪肝、アルコール性肝炎、肝線維症、肝硬変
膵臓 膵炎、膵臓の血管の腫脹
がん 口腔がん、食道がん、咽頭がん、肝臓がん、乳がん

もちろん、アルコールを止めるか、飲み続けるかどうかはあなた次第です。

目標を見やすくする

ここまで読んで「目標になにかを追加する」というボタンが気になった方もいるかと思います。

目標をリスト化することで、一日の大事な予定を忘れることなく効率よくこなすことが可能になります。

また、成功者の多くが、一日の目標をリストにして管理していることは有名です。

今日一日のやりたいことをリスト化してそこからやっていくようにすると、すぐやった方が良い目標が見えてくるようになります。

「時代に適応する」目標のリスト化

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