将来に起こる可能性が高い事についての予測がある程度ついていると、漠然とした不安が減り、やる気が出やすくなります。
逆に、「将来はどうなってしまうのだろうか?」という不安が常にあるままで仕事や勉強をしているとやる気は出にくくなります。
このページでは将来にどんなことが起こるのかの予測をいくつかご紹介いたします。
シェアリングエコノミーとは、モノとの関わりが「所有」から「アクセス」に変わることです。
これは、世界一位のコンサルティング会社であるBCG(The Boston Consulting Group)の創立者であるブルース・ヘンダーソン氏や、ハーバード大学経営大学院教授のマイケル・ボーター氏らが提唱している経済的イデオロギーです。
これまで、私達の生活は効率や便利さを求めて進歩してきました。
ただし現状手に入る鉄やアルミ、金、銀、銅、鉛、錫、亜鉛、ゴム、プラスチック、カーボン、セラミックその他の資源はすべて有限です。
この資源を効率的に活用するためには、資源に最新技術を施して制作した便利な製品(ハイブリットカーや高性能なコンピュータなど)に、所有者を一人だけ決めて専有させるより、複数人で必要な時間分を使いまわす方が効率的です。
こうすることで、価値の高い製品が、使用されていない無駄な時間を減らすことができます。
この、シェアリングエコノミーを支えるのは、価値のあるモノにネットワーク機器を接続したり、外部からモニタリングすることで、現在誰が使用しているのかをひと目でわかるようにする技術です。
これからの将来も、効率的で便利な世界を支えるための知識や技術が重要なのは間違いありません。
仮想通貨の登場理由に関しては「やる気とお金」のページも御覧ください。
シンギュラリティとは、人工知能が人間の能力を超えることです。
コンピュータ科学の第一人者であるレイ・カーツワイル氏らを代表とするスタンフォード大学シンギュラリティサミットにて 2040年頃( 16年以内 )に到達すると発表されています。
例えば、アメリカを代表する投資銀行ゴールドマン・サックスは人間の証券トレーダーを人工知能に置き換えて効率化をする経営努力を進めていて、2000年には600人いた証券トレーダーを2017年に2人までに減らし、代わりに数人のコンピュータエンジニアを採用しています。
また、アメリカの50州すべてでそれぞれの州法に対応した無料相談ができる人工知能の弁護士が人気です。
日本でも日立製作所が企業の代表者に代わって経営判断を行うAIを開発しています。
さらに、芸術の分野でも、AIが様々なジャンルの音楽を自動生成してくれるサービスや、イラストに色を塗ってくれるサービスが誰でも自由に利用をすることができます。
業務の効率化のためにすべての業種や業界でAIの使用は有効です。
そして、アメリカの経済誌フォーブスが発表する急速に減りつつある職業のトップ20は次の通りです。
これらの職業に就いていた人は、より高度な知識が必要な職業へ転職しています。
やる気と仕事の理想的な関係についての提案は、「やる気と仕事」のページも御覧ください。
仕事についての新しい常識については、「新しい常識」のページも御覧ください。
グリーンエネルギーは太陽光や風力などの自然エネルギーを利用して電気を作り出すことです。
これに比べると石油や天然ガス、原子力での発電は特定の場所(大抵は地中深く)からエネルギー源を採掘し、そこから輸送、エネルギーを取り出す専用の設備での燃焼が必要となり、さらにどの段階でも何らかの環境汚染が発生してしまい、あらゆる面で効率の悪いエネルギー源です。
逆の発想をすると、電気を必要とする住居や工場、オフィスビルにソーラーパネルなどのグリーンエネルギーが導入されれば、輸送や送電のコストがかからずとても効率的です。
そして、電気代は無料になります。この電気を利用してコンロや湯沸かしを行えばガス代も無料になります。
また、雨水を利用してフィルターなどで濾過して電気で滅菌をすれば、無料で飲料水にする事も可能です。
さらに、今日では重要なインフラとなっているインターネットも無料になりつつあります。
世界的企業のGoogleは「Google Station」というサービスを2016年にスタートし「高速Wi-Fiを誰でも」を合言葉にアメリカの一部州とインドの全域で無料の高速Wi-Fiを設置し、すでに実用に至っています。
「水道光熱費とインターネットは無料にできる」と覚えておくと無駄な出費をせずに済むかもしれません。
ソーラーパネルによる電気のDIYに関しては、やる気とDIYのページも御覧ください。
プロシューマーとは、作家であるコーネル大学のアルビン・トフラー教授が著書「第三の波」の中で発表した概念で、生産者 (producer) と消費者 (consumer) の両方の特徴を持ち、消費者でありながら生産活動にも従事する人物のことをさします。
プロシューマーとほぼ狭義の同義語となるのが、西洋圏で古くからの美徳とされるDIY( Do It Yourself. )です。
DIYはお金を払って人にやってもらうのではなく、自身で何かを作ったり、修理したり、装飾したりする活動のことです。
この、プロシューマーやDIYを支える技術として、2010年頃から数万円ほどで購入できる安価な3Dプリンターが登場しています。
素材として樹脂やプラスチックを投入して、インターネット上で無料配布されている3Dデータを元に、花瓶やペン立て,コーヒーカップ、スマートフォンケースなどの日用品を制作できます。データを修正すれば新しい日用品を制作することもできます。
また、YouTubeでは、家具デザイナーのジミー・ディレスタ氏によるDIYの動画が人気です。
この動画ではどのように木片からチェス盤を自作するのか、倍速編集とカットを多用している映像のおかげで10分で要点を確認することができます。
動画で実際の様子を撮影して発信することで、効率的にDIYのノウハウが伝わり、次に生産者となる人をどんどんと増やすことができます。
そして、ゲームやソフトウェアの開発ではリーン開発やアーリーアクセスといった方法が主流です。
これは最低限の機能でソフトウェアを発表をして、ユーザーに試用して評価してもらい、その評価を元に次の開発をすすめる方法です。これにより、ユーザが必要な機能を効率的に開発することができます。
消費者にただ消費をさせるだけの時代は終わり、全員が生産者になる時代です。
その他なんでもできるDIYに関しては、やる気とDIYのページも御覧ください。
ここまで読んで「目標になにかを追加する」というボタンが気になった方もいるかと思います。
目標をリスト化することで、一日の大事な予定を忘れることなく効率よくこなすことが可能になります。
また、成功者の多くが、一日の目標をリストにして管理していることは有名です。
今日一日のやりたいことをリスト化してそこからやっていくようにすると、すぐやった方が良い目標が見えてくるようになります。
あなたは運が良く、とても都合が良いことに、このOpenAim(オープンエイム)はゲームデザインを利用して目標を入力してそのやる気を引き出すサービスです。